「ヒアルロン酸=美肌効果」というのはもはや誰もが抱くイメージではないでしょうか。しかし美容成分としてよく聞く「ヒアルロン酸」。単語だけが先行して実の所はあまり知らない方も多いのでは?乾燥の季節でもありますし、ヒアルロン酸について今一度知った上で、乾燥季節を乗り越えるためにヒアルロン酸の効果を高める使用方法についてご紹介します。

ヒアルロン酸とは

医学の専門知識的な事は置いておいて、ヒアルロン酸とは一体どのような成分でしょう。 化粧水や美容注射等で外から取り入れる印象もあるかもしれませんが、ヒアルロン酸とはもともと私たちの体内に存在しています。そしてヒアルロン酸の特徴はなんといってもその高い保水能力で、実に体積の6000倍もの水を保持することができます。つまり1グラムのヒアルロン酸が6リットルもの水を持つことができるのです。

ヒアルロン酸の効果・働きについて

ヒアルロン酸はその高い保水力を持って、関節の潤滑油の働きをしています。 潤滑油とはみずみずしい肌の保湿性を高めるといっただけでなく、シワやたるみの予防にもなります。それだけでなく、関節機能を維持または関節痛を改善するといったそのまま潤滑油としての働きや、体内の栄養を運搬機能の促進といった働きもあるので、疲労改善の効果もあります。 しかし体内のヒアルロン酸の量は30代から急激に減少していきます。具体的に言えば、赤ちゃんの時が最も多く、30代の頃には65%程まで減少し、40代では半分の50%、60代ではおよそ4分の1の25%でまで減少してしまいます。これが原因で加齢と共に肌が乾燥したり、シワやたるみが増えたり、関節痛や疲労が増すといったことに繋がります。

ヒアルロン酸配合化粧水の使用方法

それでは肌の乾燥や、シワやたるみなどにはどのように対処していけばよいのでしょうか。そこで登場するのが皆さんよくご存知の「ヒアルロン酸配合化粧水」です。最近では男性でも化粧水を使用することが増えてきました。ただしヒアルロン酸配合の化粧水は、正しく化粧水を使用しないと期待する効果はあまり得られないかもしれません。ヒアルロン酸というのは高分子であるため、実は直接肌に浸透しづらいという事実があります。 ヒアルロン酸配合の化粧水を上手に浸透させるためには、洗顔後に適量を手の平に出し、手になじむよう温めてから、手の平全体を使って顔全体を包み込むようになじませます。指で塗るような形ではなく、手の平全体で覆うようになじませていきます。 これだけで終わっていませんか?重要なのはここらです。 化粧水でなじませた後は、美容液や美容クリームを重ねることを心がけましょう。 確かに化粧水だけでもある程度の角層への水分補給や水分の蒸発防止に役立ってくれますが、それだけでは効果が薄い場合があります。ヒアルロン酸配合の化粧水を間に、ヒアルロン酸は潤滑油、橋渡しとして、その上に美容液や美容クリームを重ねることで、ようやく肌の潤い効果を十分期待できるようになります。 「ヒアルロン酸配合の化粧水使ったけどあまり効果なかった」という方であったり、肌の乾燥が気になる方、シワやたるみに気になっている方は試してみてはいかがでしょうか。 また、それでも個人差や年齢と共に、自身の努力では対処できない場合があります。その時は一度当院を頼ってご連絡下さい。カウンセリングは無料となっておりますので、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

大阪雅-miyabi-美容外科

診療時間 10:00~19:00(年中無休) フリーダイヤル 0120-299-939 メールフォーム http://www.osaka-miyabi.com/inquiry.html